北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.48の感想

 weeklyの感想もついに1年。1年目のラストです。毎週シコシコとよくやりました。

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「表紙」雛咲葉

 3週目なのでほとんど全裸なのですが、1年目の最後にして初の修正が入りました。ハートマーク。今まではポーズで隠したり、無理な場合は精液で隠してたんですが、今回はおそらく挿入前なのでしょう、精液隠しが不可能。初めての「見えちゃってるのか……」というデザインになります。
 てか、先週「陰毛が透けてる」みたいなこと描いちゃったんですが、陰毛じゃなかった!! お恥ずかしい限りです……。

『邪の神』カラスちゃん

 タコ風の邪神。めちゃくちゃ可愛いです。エロ漫画でこの案配のデフォルメが効いたヒロインってのが個人的に新鮮なんですが、それが刺さりました。この路線好きだなぁ。ツボ。
 邪神が突然現れるんですが、竿役がシェフでこいつが何気にキャラ立ってるのも楽しかったです。ツッコミ(2つの意味で)として非常に優秀。偉そうなのに経験がない邪神、というある意味本作で最も重要な部分をポップに説明したのが彼の功績だし、徐々に攻守が逆転していく展開も楽しい。下克上で乱暴さがゼロとは言わないんだけど、2人のキャラクターによって雰囲気が暗くなることなくエスカレートしていくのが魅力的。ヒロインの表情がこれでもかと変化していくので最高でした。
 契約が完了して終わ……らない!! やったぜ。人外キャラ増員の方向で続くのかな。楽しみです。

『鬼祓い事件簿』tes_mel

 後編。鬼との対決がまさかの結末を迎えるので笑いました。笑いつつハッピーエンドとも言えるラストが面白すぎる。ヒロインが最後まで抵抗するので「くっ殺」的な内容なのかと思ったら、ヒロインが堕ちるのではなく鬼の方が堕ちる(光もしくは恋に)。tes_mel先生は前の『豚鬼の獄』でも「くっ殺」的な陵辱と同時にイチャラブ的でもある内容だったんですが、今回もその系統ですね。あのときは豚がヒロインにベタボレしてたんですが、本作はさらに一歩踏み込んで鬼がまさかのイケメン化。からの式神化。主従としては一応ヒロインが主ということになりますよね。そんなイケメンフェイスを見てヒロインが一目惚れ、からのエロにおいても主従が逆転して、というラストが最高でした。急にラブコメ調w
 てか、読み返すと、たしかに鬼はヒロインにホレてるような言動が続いてるんですよね。いわゆる「へっへっへっ 良い体してるじゃねぇか」的なセリフかと思ってたんですが、実際はマジで彼女のことを称賛してたわけで。超意外なラストなんですが、「ウソは言ってない……」と納得できるバランスw

『花街学園ソープ倶楽部 六浦清花』ハードボイルドよし子

 後編。幼馴染で止まってた関係がソープ倶楽部というキッカケによって一歩踏み込む。おねショタ的な雰囲気もありとにかく最高だったんですが、「そもそも好きな子がソープって喜べねぇよ」という目の前の快楽ですっかり忘れてた当たり前の真実が言及されるので衝撃。設定の掘り下げとして間違いなく面白いんだけど、本シリーズのハッピーな雰囲気が根底から揺らぐ禁断のテーマじゃないですか。「まさかの展開を見せましたな!!」と鼻息荒くなってたら、そこから急カーブしてなんか良い話っぽくまとまったので笑いました。いや、暗くなっちゃうからホント良かったんだけどw ヒロインの発想もおかしいんですが、それを受けての慎吾くん側の結論もまさかのハッピーエンドなので最高。
 後編がゴムの装着から始まり、そこがプロっぽいテク(研修したのだろう)で良かったんですが、この結論を踏まえると「ゴムしてるからオッケー!!」とライトな印象に落ち着くのが良いですね。セーフセックスに物語的な意味がここまであるのも珍しいと思いますw


 終わり。1年やったぞー。いえーい。本家の快楽天が300号なのと同時期なのでそれを祝うタイミングでweeklyを始めたのかと思いましたが、特にそういう話一切なかったですねw まぁ、いろいろ盛り上がってて良いではないか、ということで。
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