月に4回更新なので来週のvol.48で1年ですね。めでたいめでたい……と同時に1年経つとkomifloでバックナンバー読めなくなるので長期シリーズに関しては注意が必要。まぁ、売りにも出てるのでそっちの需要が高まるのではないかと。
「表紙」雛咲葉
おっぱいオープン。姫のパンツも脱げてうっすら陰毛が見える……と思ったらそれは前回の段階で既に透けてました。まずい、先週気づくべきでした。反省。
『鬼祓い事件譚』tes_mel
和ファンタジー。tes_mel先生的にはweeklyでこないだ掲載された『豚鬼の獄』との関連が強いというか、2作でワンセットみたいな印象もあります。あれはオークに捕まった女騎士の話でしたが、今回はヒロインが鬼を退治しに「行く」話。対照的ですね。ただ倒すだけではなく、出来れば式神として利用したい、という欲があるので事態がこじれる。
『豚鬼の獄』が「くっ殺せ」的な話だったのですが、本作は逆にヒロインがガンガン攻めるかっこいい話……と思いきや雲行きが怪しくなって、続く。どっちに転ぶかちょっと分からない感じが良いですね。分からないので、セックスが主導権争いのバトルみたいな展開になってる。構造的にエロ漫画はバトル漫画と似てると思うんですが、そういう話ではなくもっと単純に、セックスでバトルしてるｗ その攻防が楽しいし、今話のラスト、鬼の逆転の一手が「その手があったか！」と納得しかないアイディアなのが素晴らしい。バトルの勝敗（まだだけど）にしっかりロジックがあるのはバトル漫画としても大事なポイントだと思います。
細かい描写で面白かったのは、乳首。ヒロインが自ら脱ぐのでかっこいい印象を受けるんですが、乳首が見える描写はまだない。絶妙に隠されてるんですよね。要するに彼女がエロの対象になる（劣勢になる）と乳首が見えるという演出なんだと思います。エロ的要素をバトル漫画的に語る、という意味で見事なアイディアでした。
『パコる・ロワイヤル』桜去ほとり
第6話。青山くんが暴走。バトル漫画における最強キャラが聖人だと「暴力は良くない」とか言い出してバトルしてくれない問題があって、本作の青山くんもそれに近いものがあったと思うんですが、サービス的に青山無双を描いてくれるのは嬉しいです。相手の性癖を察知する能力、と能力バトル漫画っぽい内容になってるのも良かったです。やはり、エロ漫画とバトル漫画は似てるｗ
「ハメデッサン」はアイディアが無茶苦茶すぎて笑ったんですが、青山くん視点でデッサンを該当部分にあてがう、という構図が芸術的な印象すらあって好き。デッサンというフィルターを通した方がエロい気がしてくるから不思議ですね。ただ、普段、錦ヶ浦さんがハメデッサンを描くときってどうやってるんでしょうかｗ 騎乗位で見下ろす構図で接合部でも描くのだろうか。もしくは男に描かせるのかな。
そして、ついに雑司ヶ谷さん参戦。死神との青山争奪戦になるのが面白かったんですが、さらに一捻り入って、続く。レジスタンス的な展開なのかな。クライマックスが近づいてきたような気もします。メインヒロイン（雑司ヶ谷or死神）とのセックスは最後まで取っとく、という意味で今回のキャンセル展開は納得です。
『花街学園ソープ倶楽部 六浦清花』ハードボイルドよし子
シリーズ3作目。このシリーズ、続く度にどんどん面白くなってる気がします。ソープなのでドラマそっちのけで「やるだけ」になりそうなもんなんですが、シリーズを続けるうちに学園漫画をベースにしたいろんな属性のキャラが出てきて、それぞれが客（竿）との関係性でドラマを見せていく。毎回ちゃんとセックスすることで成長みたいな話になるのが見事ですよね。2人の関係性が一歩前進するというか。
あと、シリーズ展開としては、冒頭に前回のヒロインがチラッと顔出しするのが良いですよね（1作目ヒロインも中盤の回想で出ましたね）。この世界の広がりというか、ここには今までの子全員がいるのか……みたいなワクワクも感じます。
んで、今回は幼馴染。実質おねショタみたいな感じですかね。日常ではうまく行ってなかった2人がソープというシステムを介してグッと縮まる、という展開が熱い。ショタも嬉しいし、ヒロインがメガネなのもありがたい。ソープなので当然お風呂に入るんですが、その際に気合いを入れる意味で髪を結うのが最高。あの変化がアガるし、日常から脱することでショタの心が徐々に動く、というドラマも熱い。
暴発するショタが可愛いんですが、そのショタの可愛さにヒロインが当てられる、という描写も良かったです。ショタに対して「可愛い」と興奮してるヒロインが可愛い。相乗効果かよ。
終わり。別に何もないんですが、来週で1年かと思うと何だかそわそわしてきましたｗ
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