北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.49の感想

 2年目突入だよー(誰も記念的な話をしてないw)。

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「表紙」サバイバル刃

 『孤独のカルテ』カップル!! 続編あるのかしら。もしくは評判が良かったから後からカバーイラストに起用されたとか。
 てか、1週目からヒロインが脱いでるのが史上初ですね。そもそも服着てないから当たり前なんですがw そして、男キャラですよ。これまた初。何なら来週以降はこっちが脱いでいくと考えるのが一番自然かも。

『絆くれいじー』ザシャ

 タイトルが平仮名で可愛らしい雰囲気かと思ったら、ふ、不穏……。
 エロ漫画ってちょっとメタな見方をしてしまうというか、1ページ目から「この子とやるのかなー」とか考えてしまうことが多い。本作の場合だと「どっちかな?」とか「百合かも?」とか思ってたら。妹の友達と2人きりになるので「こっちかー」とか思ってたら、妹との別れ際のキス。「えっ?」と驚いてると妹の友達とも当然のように始めるので「どっちもかーい!」と驚きました。この開幕の翻弄ぶりが最高。女の子2人が庭で水遊びしてるというハッピー極まりない絵面で始まるんですが、場面が室内に移ると絵と話の雰囲気が一気に薄暗くなる。この明暗のコントラスト良かったですよね。日本家屋の光と影の表現でいうとweeklyでの前作『交わりの家』を思い出すんですが、演出としてホント効果的。水着で始まるものの、セックスする際はわざわざ服を着てからまた脱ぐんですが、この家の中に入る、という場所の移動。薄暗いところで秘密の関係を、って感じで最高。
 んで、ラスト、妹との怪しい関係性の予感がほぼ確定してエンド。前編なのか第1話なのか分かりませんが、引きとして秀逸だったと思います。モノローグがほとんどなく淡々と事実だけを見せていく語り口だったんですが、最後にドンとインパクトを残して「つづく」。

『倉井海月は誰でもいい』ヨシラギ

 1ページ目がコミカルな雰囲気だったんですが、タイトルとタイトルのコマで「これはまずい……」となる。ちょっとした魔窟感ありますね。タイトルの意味について疑う余地がない。
 1ページ目のヒロインが玄関を開ける場面はちょっとギャグ調で明るい雰囲気だったんですが、実状はまったくの逆。要するに依存症的な感じですよね。極端なキャラクターという意味では同じですが、その方向が真逆。不気味さと、ちょっと心配にになる感じと、そして理性の裏側でエロに対する期待がふつふつと湧いてしまう感じが生々しかったです。悪魔的な存在に誘惑されて堕ちていく、というのはエロの王道ですよねぇ。
 印象がガラッと変わることでいろんな表情が見れるヒロインが魅力的なんですが、やはり特筆すべきはおっぱい、乳首だと思います。陥没してるわけではないが、やや埋まってる。これ初めて見たんですが、めちゃくちゃエロいですね。陥没乳首が題材の作品だとヒロインが気持ちよくなると乳首がコンニチハする展開が魅力だと思うんですが(男でいう勃起)、本作の場合は最後までこのやや陥没の状態のまま。このままで完成みたいな印象あるので良かったと思います。
 『誰でもいい』というタイトルながらヒロインに気に入られて “明日も待ってるから” となるラストもオシャレ。エピローグ半ページもないんですが、それなのに余韻があってすごい。

『邪の神』カラスちゃん

 後編。新キャラそっちかw いや、厨房サイドなのは明示されてたけど、何やかんやいってヒロインが増えるのだとばかり。まぁ、邪神ヒロイン1本でいくということなのでしょう。彼女の魅力を引き立てるだめに竿の方を増やす。
 ということでシェフ。先週シェフだと思ってたのはスーシェフ。何ならヒロインよりもデフォルメ強いし、ヒロインよりも人外じゃねぇか、といいう感じが面白いです。ビジュアルは可愛いけど、終始高圧的で邪神に対して怯まないを通り越して余裕で上に立つ。
 ボロボロになりながらも快楽に浸るヒロインがとにかく可愛い。前作もそうでしたが、第三の目がハート、というラストが良いですよね。あの目が正しく機能してるところをほとんど見てないんですがw
 良いとこなしで終わるのかと思ったらエピローグで急にかっこよくなるのも最高でした。散々話題になってた包丁が出てきて形勢逆転……なのか? という。それまでの本編と温度差ありまくるんですが、ラストのスリーショットかっこよくて「こっち系も面白そう」となりました。


 終わり。本家の方の快楽天感想がとにかく長くて、それがやっと終わったら日曜になってしまい、また明日ジャンプかぁ……と気が重い。
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