北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 2024 No.05の感想

 東京、雪降る予報出てますけど、積もらないといいなぁ……(失われた童心)。
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近距離恋愛』御魚ありち

 幼馴染で近すぎたがために発展しなかった2人。子供っぽいのでそういう関係にならなかったという話だが、主人公が子供扱いしていただけで、むしろ彼女の方がしっかり主人公のことを考えていて大人だったのかも……という関係性の変化が良い。考えを改める、変化もしくは成長するドラマは主人公の方にあるんですよね。おそらくヒロインの方は最初から何も変わってなかった。だとすると、主人公に恋人ができたと聞かされたときはつらかっただろうな……。完全に寝取られ。いやBSSの女性版か。調べてみたらWSSという言葉が一般的らしいが、筆者の一人称も基本的には私だw
 正直1ページ目から常軌を逸したレベルでヒロインが可愛い。髪型も可愛いし、ラフや部屋着っぽいがやたらはだけててエロいが同時に心配になる感じも良い。密着&上目遣いで殺しに来る感じも素晴らしかったし、個人的にはデフォルメ顔が多めなのも嬉しい。超アップになるコマも良かったし、「ぴえーん」とかスタンプ的に差し込まれる顔も最高。こんな子がエロ漫画とはけしからん!! みたいな気持ちにもなるんですが、これは完全に主人公の感覚とシンクロしますね。
 あと個人的な好みで言うと、脱ぎかけのまま最後まで行ったのが超嬉しい。ラフな格好なので脱ぎの余地が少ないってのもありそうですが、脱ぎかけなのが日常の延長って感じがして大好物でした。 “続きして…♡” の場面では脱ぎの瞬間を決め絵にしてるのも嬉しい。ありがてぇよ……。ついでに言うと、エピローグではおそらく外出用の格好になっててこれがまた可愛い。彼女の社会的な一面が初めて見えるというか、2人が社会に出て行くような印象にもなる。

『もっと!無法痴女ひーちゃん☆』ぱてくらー

 続編。おしっこに主眼を置いたシリーズ(キャラ)じゃないと明らかになったんですが、普通のエロ漫画に近づいたとも言えそう。完全にセックス確定だと思ったんですが、イケメンが理想的すぎて直視できずに日和る、というリアルすぎる心理が描かれたので笑った。シリーズなのか本作が後日譚なのかは分かりませんが、さらに続きがあったらもうセックス不可避なのでは……。
 ぱてくらー先生、こないだの快楽天本誌の作品がマジでめちゃくちゃ面白かった(ちゃんとしたエロ漫画としても)のですが、あのオモシロと本作のオモシロにはちょっと通じるところもありますね。異様なまでに細かいネタの詰め込みとか本当にすごい。本誌の方はしっかりエロ漫画としてチューニングされてるんですが、本作はクリンちゃんがツッコミ役(意味深)として頼もしいので、掛け合いの楽しさが異常。 “ずっと何言ってんの?” のくだりとか、ひーちゃんの意味不明発言含めて本当に好き。
 結局本作では手マン止まりだったんですが、常識人ぶってたクリンちゃんの手マンがやたら手慣れてるのも良かったですね。単純に絵面がエロいというのもあるけど、クリンちゃんに対する見る目が変わってしまう。あれは明らかに経験者の手つき……。

エロマンガアカデミー」

 #61。Hamao先生による「モノクロページの制作行程」。Hamao先生とか急に超豪華なのでびっくりした。そのせいか増ページなんですが、ぶっちゃけテキストじゃ説明しきれないから、という事情もありそう。
 本コーナーの扉(?)のイラストの制作工程を超細かく説明。快楽天本誌にも表紙イラストのラフとかが載ることありますけど、それの全行程じっくり版って感じですね。今回のは一枚絵ですが、漫画のページでも行程は変わらないらしく、エロ漫画の大変さが伝わってくる。マジで超大変。つまり読者は超贅沢。ありがたすぎるのよ……。
 制作工程の細かさも面白かったんですが、筆を持つ前の「まず描くものを考えます」から始まったのもすごく嬉しい。キャラの選定とシチュエーション(今回はオナニー)にたどり着く思考の経緯まで明かされてて最高。選ばれたエリカ嬢のデフォルメイラストもめちゃくちゃ可愛いw


 終わり。本誌の感想はちょうど半分くらい終わったので、来週のweekly記事更新より前に終わらせたいです。つまり土曜。
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