ショートとインタビューだけだとkomifloのコメント欄も少しだけ荒れるのですね……。私は昨日快楽天本誌の感想記事更新したばかりなので結果オーライではある（もちろん多い方が嬉しいけど）。
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『ながらックス』かるま龍狼
ゲームしてるヒロインに後ろから指示を出す。ダンジョン探索RPGって言うんですかね、奥に進んでって上下左右で道を選んでくタイプのゲーム。当然ゲームの十字キーはヒロインが操作するんですが、彼女がダーリンに助言を求めると……。完全にワンアイディア勝負みたいな話なんですが、最初はまっすぐと左右しかなかった指示から、ゲーム内に階段が現れ上下の選択肢が生じ、ダーリンの指示にダイナミックな変化が生じる、という物語の進行に即した体位の変化が描かれてて見事でした。アイディアの掘り下げがさすがのレベル。そっからクライマックスは「連打」というのも面白い。あれこれと発展が詰まってる。
冒頭、2人が何やってるか明らかになる前、1ページ目の上段の場面。ヒロインがうつ伏せで肘を突き……という定番の姿勢になってるのが良い。ゲームやったことある人だったら一度は経験ある姿勢だと思います。ここまでは「あるある」な日常なんですが、そこから下半身へカメラが移動することで一気にかるまワールドが広がっていくｗ
考えすぎかもしれませんが、本作の主人公は一言も発しない。十字キーと連打の指令しか出さないんですが、この限られた手段というのがゲームのプレイヤーそのものを示してる……のかもなぁ、とか思った。
「エロマンガアカデミー」
#62。hal先生による「舐めた女をぶっ壊せ」。でしょうね！ と激しく納得してしまうテーマなので笑った。直球すぎる。
作家による「好きなもの＝作風」についての語りで、今回62回目にして初めてだと思うんですが、その根っこ、一番最初のところに負の感情がある。そりゃそういう人もいるよな、と当たり前の話ではあるんですが、本コーナーだと意外となかった切り口なのでかなり新鮮でした。
可愛い雰囲気だからいろいろ許されてきただけ、の女性があれこれ……という話なんですが、よく考えたらエロ漫画のヒロインって基本的に顔が良いのが前提になるので、そういう意味での相性は良いのかもしれない。ただ、そのヒロインの可愛さに対して愛憎が入り乱れてるのが特殊……。
終わり。短いですが、まぁ本誌の感想もよろしければ読んでください。おなしゃす。
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