北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 2021 No.07の感想

 ジャンプ感想ブログをやってる身としては、火曜が休日ってのは何とも微妙。ブログ書かなきゃ、というプレッシャーに晒されるので。
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「表紙」もじゃりん

 撫子さん新作来るのかしら。個人的にはインタビューでも嬉しいです。
 てか、ミミちゃんが表紙の方に初登場なので驚きですよ。えっ、脱ぐの? シリーズにおけるある種の聖域じゃないですか。来週以降どうなってしまうのか……。

『独りあそび』小矢部亮

 前編なのかな。妹視点の兄妹ものなんですが、今回はタイトルの通りオナニー。エロパートでは兄との絡みがないので妹属性にはそれほど意味がなく、「親にバレないように」が兄に代わってるような印象。次回がどのように兄と絡むのかは気になります。タイトルの意味がどこまで残るのか。
 んで、今回の主眼はオナニー。ヒロインは来月から家を出るらしいんですが、それでもえぐいディルドーを買うのを止められない。1ヶ月我慢すれば好きだけやれるのに。それだけ欲しているということですね。
 そして、ただのオナニーではなく、DIYオナニーセット。あまりの創意工夫の蓄積にちょっとした感動すら覚えましたw この手の変態ヒロインでオナニーグッズの量がすごいみたいなのってエロ漫画だとちょくちょくありますけど、そのグッズの構築ぶりがすごすぎるので笑った。男側のこういうアイディアに溢れたオナニーDIYってエロ漫画でも出てくるし、話としてもちょくちょく聞くんですが、その女性版で新鮮。下にタオル敷いて、腕を支える台を置いて……という直接のエロとは関係ない補佐的なアイテムも良い。壁から生えたディルドーたちが全部ローション垂れてるのとか不気味で笑ってしまいました。男がオナホ使う場合だったらこういう複数を同時に準備しておくってのまずあり得ないと思うんですよね。無数のチンコに囲まれてる喜びみたいなのは女性のオナニー特有の状況な気がします。まぁ、本作のコレはあまりに特例なので参考にはなりませんがw
 こんなの初めて見たんですが、この独りあそびを追求しすぎた結果のおかしな状況ってのは案外身に覚えのある人多いんじゃないですかね。笑えるんだけど、他人事じゃない感じもどこかある。
 からのバレる! というサスペンス。落下するディルドーのキャッチとか爆笑なんですが、このバレ回避のためにまず扉を固定して、言い訳は後から考える、みたいな感じはオナニーあるあるなのではないでしょうか。からの “全然オナニーに集中できなかった…” も最高。あるあるの極みでしょ、このセリフ。男だと慌ててAVの再生止めたらテレビ番組に出てた人の顔を見ながらちょうど出てしまう、とかそういうオナニー失敗談の類。
 次回がどうなるかは分からないんですが、今回の段階ではほとんど胸に興味がない内容になってるのも女性のオナニーというテーマらしくて面白かったです。もちろん乳首いじるのが好きな人もいるでしょうけど、乳首に興味なかったらオナニーする際、おっぱいに意識が向くことはないですよね。そもそも手でいじることもなく即挿入なので、構図としてはかなりセックスに近い……んだけど、オナニーのしょうもなさに溢れてるのが愛おしい。

『エロッチぃ日常』エロッチ

 #5「自主休講は程々に」。朝起きると襲われてる。寝てたら襲われるって状況が直前の『独りあそび』の続きのように思えて不思議な感覚でした。『独りあそび』もこんなことになるのか? とか想像してしまう。
 寝てる状態で襲われるが、シックスナインの体勢。そのまま全4ページ突っ切るというのがショート連載らしい試みで面白かった。ワンテーマぶっぱの美学。同じ体勢の中でも2人の攻防という展開がしっかりあるのが良い。
 時間が迫ってるので早く終わらせないといけない、と主人公が頑張ることでエロが加速していく。が、エロくなりすぎたためヒロインの興が乗ってしまい、そのまま自主休講。まぁ最初から大学行かせるつもりなんてなかったのかもしれませんがw 基本的には日常的にセックスしてるであろう2人のイチャイチャ的なエロなんですが、自主休講という要素が乗っかることで後ろめたさが生まれて、それが一種のスパイスになってますね。堕落感というか、悪いことしてる、理性がずるずると敗北していく快楽ってあると思います。単位は取らないと大変ですけどね。


 終わり。残り1枠は表紙イラストの奴でした。orico先生が長尺フルカラー作品を今後もやるっぽいことが書いてあって嬉しかったです。私が不勉強なため新鮮ってのもあるけど長尺のフルカラー、とても良いです。
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