北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.18の感想

 ジャンプいやだぁぁぁぁぁ(本家の話)。
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「表紙」いづれ

 先週が最初から乳出しで驚いてて、スカートがなくなるくらいは予想してたんですが、ゴムの変化は良かったんですね。その手があったか! と膝を打ちました。あと、よく見ると割れ目の存在は確認できる程度のバランスも絶妙だったと思います。見えないけどたしかにある、という説得力。

『夏秋メモリーいづれ

 #1。沖縄から上京した「あきな」が告白される。徹頭徹尾彼女視点で物語は進行するんですが、彼の方がかなり積極的というか「もう!?」というタイミングでエロに突入するので驚きました。連載形式なのでゆっくりとしたスタートになるのかと思ったら。男視点の話だったらいくら何でも早すぎると思うんですが、あくまでも彼は他者という視点だと違和感もそれほどないかな。男、東京という差異によって納得しちゃいかねないというか(違いますがw)。
 浴衣がはだけての下着がめちゃくちゃエロかったです。エロマンガって「下は何も着けないって聞いて」とかが横行してる世界じゃないですかw 単純に絵として絵として新鮮で魅力的だし、地味というかシンプルな下着が彼女のキャラクター説明にもなってて良かったと思います。その後彼女はセックスにハマってしまうんですが、そしたら下着が派手になってるという変化も良かったですね。彼女の内面の変化が絵として現れる。
 そして9月。まだまだ暑い中、まさかのマンネリ疑惑でエンド。これは良い引き。タイトル、ヒロインの名前、明示される季節、というのが今後のことを喚起させますよね。ただでさえ「どうなるだろう」と考えてしまうのにマンネリw そう来るとはなぁ。やっぱ連載形式好きっすわ。

『あかるい家族性活』西沢みずき

 「母・文江編」。確実に続きがあると分かった上で読む前回の姉編も素晴らしかったんですが、それは母編あってのことでめちゃくちゃ楽しみにしてました。意外と待たされたのでその感慨もひとしお……と思ったらまだ! まだ最後まで行かないんかいw 前回もそうだったんですが単刀直入にエロパートへ突入していくので楽しいんですが、まさか最後まで行かない。手と口だけで果ててしまった。まぁその気持ちは分かりますがw
 前回は好奇心が先立ってる感じで良かったんですが、今回は明らかに熟練の技という感じが現れてて素敵。特にチンコを乳首に当てつつ、手でしごきつつ、玉も揉む、という場面。ここ、母の姿勢がキレイで所作の美しさみたいなものも感じてしまいました。キャラデザ以外に年齢を感じさせる描写があるのは嬉しいですね。演技がうまい。
 あと、前回からの明らかな変化として服装。胸元が大胆に開いてて冒頭から目を引くし、セリフでも言及されるんですが、その服装を最大限にいかした内容になってるのがありがたいです。すぐ脱いだりはしない。服装のことを意識させた話においてはちゃんと服をフィーチャーしたエロになる。そういう意味ではラストページが最高だったと思います。胸だけ飛び出てるんですが、そのことで母の強キャラ感もあったと思います。

『休息は保健室で』gonza

 先生が保健室で遭遇した女子生徒と関係を持つ話……じゃなかった、というオープニングが素晴らしい。この情報開示の順番ですよね。ここらへん読切を主として戦ってるエロマンガの実力を感じます。3ページ目でエロい雰囲気になると同時に「既に付き合ってるんかい!」と分かる構成。読んでる際の気持ちの高まりが二重に来るのですごい効果的だと思います。
 疲れてる先生が女子生徒に誘惑される話であると同時に、恋人がイチャイチャする話でもあるので要素が増す。会話もそうだし、プレイの内容にもそれが反映されてて素晴らしい。てか、あのプレイすごい。首を太股で挟んで、顔はおっぱいで押しつぶして、乳首が手で責められたあと、足コキ。ちょっと感動してしまうくらい新鮮でした。こんなプレイがあったのか。恋人として労ってる感もあるんですが、膝枕よりもよりエロに直結した体勢になっててすごいです。
 そして、終わり。終わるんかい!! ○○編とか話数の表示がないから本作は読切かと思ったら、続くんかいw 『あかるい家族性活』の1話目なんかは常に続編のことを念頭に置きながら読む楽しさがありましたが、本作は生殺しとしての良さですね。『夏秋メモリー』は一応やることはやってからの「続く」でしたが、その後2作連続で本番直前で「続く」だからなぁ。トータルとして生殺し感がすごいw


 終わり。3本とも続きが気になる終わり方なので驚きました。そこらへん読めないのが楽しいですね。最初からシリーズであると明示されてる1話目、待望の2話目、「続くんかい!」と最後に明らかになる1話目、と同じ生殺しでもバリエーションがあるのが面白いです。
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