北区の帰宅部の媚薬

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WEEKLY快楽天 2021 No.28の感想

WEEKLY快楽天

　もうすぐゼロス記事が終わるはずです。
kitaku2kitaku.hatenablog.com

「表紙」いづれ

　まだゼロス記事を更新できてないのに、ゼロスに掲載されてたいづれ先生の新作を読むことになるとは……。
　てか、いづれ先生、ゼロスもそうだけどweeklyへの掲載頻度も高くて、ページ数も多くて、どちらでもカラーあったりして、仕事量がすごい。好きな作家の筆が速い、ファンとしてこんなに嬉しいことはない。

『あこがれ初体験』いづれ

　#1なので続く。#1のラストで話が一旦完結したものと思われる。続きは劇中でも後日後って感じでしょうか。とはいえ、#1だけでも充分なページ数だし、エロシーンのバリエーションも豊富。こないだのゼロス掲載作でもそうだったけど、「まだ続くのかよ」という歓喜に酔いしれることが出来る。
　特に、本作はヒロイン2人体制なので3Pが約束されてるんですが、作品の主人公（視点）となるのは既存の学生カップルの営みを目撃してしまった養護教諭。アバンでいきなりエロフルスロットルかと思ったらタイトルのページで一気に視点がシフトする展開が鮮やかでした。生徒がセックスしてるのを見た先生がビビって逃げ出す、という情けなさも可愛らしいし、そこからトイレでのオナニーという別のエロへと飛躍するから最高。漫画としてのオモシロが維持されつつ、新しいエロが次々と供給される。エロ漫画として理想的なのでは。
　そんなトイレでのオナニー。あまりに激しくイッたあげくおしっこ漏れちゃうんですが、 “ト…トイレでよかったぁ…♡” と言いながらおしっこが完全に便器外れてるので笑いました。オナニーが盛り上がりすぎて腰の角度を上げすぎたのが原因か。浸ってるので自分が外してることに気づいてないのでしょう。描かれてないけど、たぶんあのあと独りでトイレの床を掃除してるんですよ。想像するだけで悲しい（＆可愛い）。
　保健室に戻ると事態は解決……せず、二回戦の真っ最中。しかも国枝さんに覗いてることがバレる。そこでの国枝さんの対応が大人の余裕、余裕によるセクシーさを感じさせるので最高。この子、さっきまで処女だったんだけど、なんでこんなに貫禄あるのかｗ
　そのまま国枝さんがその場を完全に支配する。先生がオナニーしてたことはバレてないので、決定的な弱みを握られたわけじゃないんですが、それでも負けてしまう先生の可愛さであり、国枝さんの魔性性。そしてあわあわして見てるだけの静屋くん。言いなりっぷりが彼の個性でもあるんですが、かなりヒロイン2人の比重が大きい作品とも言えますね。チンコの外部委託として静屋くんが出てくるというか。逆に言うと、黙ってやるだけなので究極的な役得とも言える。
　からのホテルに移動して3P……はまだ。ここでは国枝さんが場を支配しながら、先生と静屋くんの1対1。まぁ、国枝さんもスカート脱いでたので漫画として描かれない前後でやってた可能性はあるのかな。とはいえ、3Pではないと思います。
　ここでも先生が盛大にお漏らししてしまって#1が終了。タイトルにある「初体験」要素がすべて終わってしまったのですが、おそらく3Pという「はじめて」がまだ残っている、ということなのではないでしょうか。続きが約束された状態で終わることの満足感、多幸感ってありますよね。

『鬼祓い事件譚 参』tes_mel

　後編。絶体絶命のピンチ、というかもう既に充分すぎるほどの被害が発生してるんですが、ここで一通りのエロを描いたあとに主人公が逆転、もしくはアヤカが助けに来て事件解決……だと思った。まさか完全にバッドエンドで、クリフハンガー状態で話が終わるとは。今後のシリーズ展開が確定してるからこその終わり方。たしかに、人間女性が鬼と交わる話、人間男性が鬼と交わる話からの3話目は、人間女性が鬼になる話だったのですね。基本的にアヤカが主軸というか、主人公となるシリーズだと思うので、別の女性キャラの話になって意外だったんですが、ヴィランの誕生譚であったと。集団レイプしてた獄卒たちは皆殺しだが、彼女の闇堕ちは確定で……というラストが良かった。これでしっかりキャラの立った悪役が2人も出揃ってしまった。ちょうど男女1人ずつだし、続きがめちゃくちゃ楽しみじゃないの。

『エロッチぃ日常』エロッチ

　#11「女装メイド沼にハメたい」。すっかり話数が2桁になった本シリーズですが、段々とシチュエーションが特殊になっていくので楽しいですね。今回は女装。女装メイドである。やったぜ。ビフォアの状態が描かれず、女装状態のみで作品が完結するのはショート読切ならではだったと思います。可愛いしかない。
　プレイとしての展開を増やすのではなく、女装状態のままの手コキに特化することで、女装の良さ、女装のまま手コキでイカす（イカされる）ことの魅力が丁寧に描かれてて最高でした。たまに冷静になるんだけど、こういう作品を楽しむ際、私はどの立場に立っているのだろうか……。いや、別に特定のキャラに感情移入するだけが楽しみ方じゃないので第三者視点ってことなんだけど。男向けエロにおける、女装作品の良さとは一体何なのか。大好きなくせにいまいち良さの理屈を自分でも整理できていないｗ


　終わり。月曜が来てもジャンプがない。そう思うだけでこんなにも清々しい気持ちになれる。
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