北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 2023 No.11の感想

 昨日は寒くてマジで体調がヤバかったです。ボロボロ。
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『時を穿つちんぽこ』照玉ぽてこら

 叔母さんに恋するショタ。この時点で個人的には大満足なんですが、叔母さんの初恋の人に嫉妬したショタがタイムリープするので笑った。まさかのタイムリープSFかよ。ヒロインが制服姿で再登場する衝撃も良かったんですが、現在のヒロインとはプラトニックなまま終わる、というのも好き。ものすごい勢いで話が展開していくんだけど、意外とタイムリープモノとして押さえるべきとこはしっかり押さえてるというか、普通にそっちのジャンルとしても面白いんですよね。タイムリープの関係でおちんちんが死にそうになってしまうくだりとかはギャグなんだけど、何度も繰り返すうちにヒロインの中では “この子どこかで会ったような…” と何かが蓄積していて、だからこそ5回目(?)でついに報われる。何度もちんぽこを殴打するのはショタの愚直さの現れなんですが、それらは無駄じゃなかった、というドラマが熱い。出会い頭で告白してそのまま成功ってなかなか無茶な話ではあるんですが、タイムリープ設定の不思議要素でそれをアリにするのが丁寧で、だからこそいざエロに発展する場面ではギャグよりもしっとりした雰囲気とエロの迫力が堪能できる。エピローグで現在に戻ってからの成功の証というのも最高でしたね。まさかこんなにキレイなエンディングを迎えるとは……。
 エロパート。叔母さんという関係性がなくなってしまうものの、年上ヒロインとしての優しさや包容力は感じられるので、冒頭の場面で2人に期待したものはしっかりと堪能できる。制服姿のヒロインと出会って、そのまま風呂に入って、着替えてベッド、というステージチェンジが描かれてるのも嬉しい。特殊なストーリーなのでドラマパートが長めなんですが、それでもエロ本番に向けた助走もじっくりと描かれてて盛り上がる。風呂での透けブラと、その風呂上がりの勝負下着を直で拝む、という違いがあるのも素晴らしかったですね。ショタのドキドキっぷりも可愛いけど、ヒロイン側の心理やキャラクター描写も抜かりがない。

『エロッチぃ日常』エロッチ

 #28「露出美少女、現る!」。サブタイの通り、露出狂に襲われる。本シリーズにしては珍しく出会いからフィニッシュまで描かれてますね。知らない人だからこそのドキドキ感とか、一方的なパワーバランスが感じられて良かったです。ほとんど狐に化かされた、とかそういう類の話なんですが、そのちょっと浮き世離れした雰囲気が異様にサクサクとエロへと発展していく(4ページなんだから当たり前だ)構成とマッチしてて魅力的でした。
 あと、個人的には1ページ目のおけるヒロインが露出してくる全身の絵が超可愛くて好きです。露出に酔ってる感じとかもたまらないものがある。

エロマンガアカデミー」

 36時限目、moyori先生による「かわいそうはかわいい!!」。ド直球のジャンル賛歌きた。やっぱ前回が特殊すぎただけで、こういうジャンル特化語りみたいなのが本コーナーの王道って感じですかね。
 最新作の『ヤリサーの姫子さん』が特殊なだけでmoyori先生といえばやっぱかわいそうヒロインですね……とか思いながら読み始めたんですが、『ヤリサーの姫子さん』も普段とやってることは同じで男女逆転させただけ、という話が出てきて心底驚いた。言われてみれば、ですわ。出オチ的なタイトルでネタバラシされてるのでかわいそうという部分にあまり着目できてなかったけど、たしかに手法は同じ。目から鱗
 信頼と裏切りというのがキーワードでしたが、それが最も分かりやすい形で描かれてるのは『ラブホ女子会』ですかね。一番まともな理性を最後まで保ってたキャラとも言えそうで、今回の描き下ろしイラスト(可愛い)でもドン引き顔になってて笑いました。イラストに男キャラが多かったのも良かった、というか関係性によって成立する作品が多いってことなんでしょうね。


 終わり。ちなみに、来週もエロマンガアカデミーはあるらしいので、今月は計3回ですね。来週のテーマを予想するのも一興ではないかと。
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