北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.22の感想

 ノーパソ新調したんですが、モニターのノングレアに感動してます。自分の顔が映り込まないw スイッチの保護フィルムも買い換えよ……
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『とくいかもく』旅烏

 おねショタ、そして家庭教師。ただしいとこ。いとこだから家庭教師をすることになり、大学生のいとこという理由で選ばれたのでお姉さんは頭が良いわけではない。そして、ショタも最初から心を開いてる……というかナメてる。一般の雇用だったらもうちょっと感じ悪いニュアンスが強かったと思います。この設定ならではの関係性になってるのが良いですね。そんな当たりの強いショタだけど、内心ではヒロインのおっぱいで頭がいっぱいで……というのも可愛い。ヒロインがとにかくデカくて、ブラウスぱつんぱつんだし、隙間できてるし、その隙間が単なる影ではなく具体的にその奥に何があるのかが分かる。1ページ目からその描写が強烈でしたね。隙間から見る胸の谷間って基本上からだと思うんですが、本作の場合は真正面から。中央にブラが見えて、その上下がそれぞればっちり確認できるからすごいw そらショタも集中できないわという感じなんですが、そのモヤモヤを攻撃に転化してるっぽいのが窺い知れるのも子供っぽいバランスで良かったです。「くそぅ誘惑しやがって」みたいな。そして、攻撃するとヒロインが震えて、おっぱいが揺れる。終わりのない連鎖w
 んで、攻められたヒロインが暴走しておっぱいぼーん。隙間から見えてたあれやこれやが確認できるんですが、下着がかなり小さいので最高。いや、胸が多すぎてバランス取れてないって感じかしら。
 ようやく主導権を握ったヒロインがそれまでの憂さ晴らしのようにショタを攻めるのも可愛い。言動が子供じみてるのが話とても面白いですね。大人としての威厳を見せてるはずなんだけど、よく考えると幼稚。上辺だけの大人感としてコンドームが出てきたのも良かったです。子供っぽいヒロインだけどそこらへんはちゃんとしてるんだ……みたいな。普通にそういう経験はありそうな余裕を感じますよね。そういう知識、意識があるのにああいう格好をしてたのはどうかと思うけど、分かっててやってるんだとしたら、すごいエロいw
 コンドームが「大人のエチケット」と紹介されるんですが、そうなったら当然、じゃあ子供はどうするか、という話になりますよね。あの性欲をコントロールできてないのを子供らしさとしたのが秀逸でした。自分から暴走気味に挿入したくせにめっちゃ気持ちよさそうで攻めてる感が全然なくなる感じも素晴らしかったです。てか、本作全般的に気持ちよさそうなショタの顔がマジ可愛いので最高。涙浮かべちゃう感じとか相当好きです。ヒロインの恍惚の表情とはそこに乗った感情などが大きく違ったと思います。

『花街学園ソープ倶楽部 相田みあ』ハードボイルドよし子

 第2話。「完」らしいのですが、あくまでも『相田みあ』の終わりなのであって続きは期待していいんだよね。たぶん。たのむよ。いや、このままマットに移行でも全然いいのよ。
 ということでお風呂。ソープとはお風呂のことである、みたいな気概を感じる。そこまでソープ詳しくないのですが、風呂の中で挿入まで行っちゃうパターンもあるのですね。本作を1話2話という区切りで見てもナンセンスな気もしますが、本話は全ページ風呂の中なのですごい。すべてが風呂で完結する。狭い中の密着がエロいってのもあるし、あの長方形の中だけは俗世間から隔離された2人だけの世界、みたいな魅力ありますね。ソープの実体とか相田さんの本心とかも謎のままなんですが、そういう現実からも隔離された空間としてのお風呂。
 お風呂の中でやっちゃう作品はありますし、ソープを題材にした作品もありますが、本作はそのどちらでもあってどちらでもない独自のバランスで成り立ってるのが良かったです。ソープなので大人の甘美な世界でもあるんだけど、2人の関係においては甘酸っぱさの方が前面に出てるのも最高ですね。

エロマンガアカデミー」

 2時間目。ザシャ先生による「女の子の『柔らかさ』表現」。えーすけ先生に続いてザシャ先生とか私好みすぎる人選……とか思ったけどweeklyで連載(長編?)をやった人から選ばれる感じなのかな。だとしたら次はあの人のが読みたい……とか期待しちゃいますね。
 まず扉が最高。格好からポーズから何から何まで好き。今回のテーマは今回よりも絵に直結するので、柔らかさ表現のお手本どーん、みたいなニュアンスがどうしても生まれてしまうじゃないですか。納得しかないですw インタビューで反った身体というのが出てくるんですが、たしかに反ったポーズ、良い。あまり意識したことなかったけど、そこに良さがあったのか。
 柔らかさ表現の話の中だと情報量の削減が繰り返して語られてて面白かったです。たしかに線やら情報が増えるのと柔らかさは必ずしも比例しない気がします。追加インタビューの方では「嘘」とか「ファンタジー体型」あたりに共通項を感じる。ここらへん作家性とも繋がってきそうですね。
 前回のえーすけ先生のときも感じましたが、こちらが気づきもしない知恵や工夫が無数に詰め込まれてるのだと思い知らされます。もちろん意識はしなくとも「印象」として届いてはいると思う(思いたい)のですが、漫然と読んでいることの贅沢さ。申し訳なさでもあるんですがw


 終わり。エロマンガアカデミーの2回目が意外と早くやってきたので朗報でした。まぁ1枠埋まるので作品が1つ読めないって話でもあるんですが、好きなんだよなぁああいうの。
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