北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 2022 No.34の感想

 涼しくて快適なんですが、寒暖差に弱いのでこれはこれで体調が悪くなる(結果年中)。

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「表紙」かるま龍狼

 菜穂ちゃん!! 白一色の衣装にオナホのピンクが映えるぜ。weeklyには連載作品も多いですが、ヒロインが固定の作品は意外と少ないので、そういう意味では菜穂ちゃんは撫子さんに次ぐweeklyの顔的な存在と言えるかもしれない。

『魔力搾精♡サタニアさま!』konnyaku

 魔王を召喚したら魔王の娘が現れた。ロリ巨乳なんですが、本来は大人で人間界では魔力の関係で体が縮んでしまう。どこかの名探偵みたいな設定。元に戻るには精液を接種して魔力に変換する。ということで、悪魔教団の団員たち相手に林間学校。あまりに尊大な態度なのでメスガキ感あるんですが、生粋のメスガキではなく、元の体の態度を継続してる、という設定。さらには魔力を得るため、というヒロインが林間学校を主催する形になっているのも面白い。パッと見だとメスガキに対する逆転……とか想像するけど、実際は案外そうでもない(プレイの展開上はほとんど同じだけどw)。意外と暴力的な話ではなく、最後まで支配的なのはヒロインの方。あくまでも男たちは「役得」の立場でいるのが特徴。そのギャップが良いですよね。クライマックスに魔王が出てきて林間学校を目撃するんですが、変な話寝取られにも近い構図だし(父だけど)、もしくは魔王がブチギレて教団員全滅になってもおかしくないんだけど、魔王はあくまでも娘に対して怒るだけ。男たちはどこまでも役得をキープ。この暴力的なんだけど、男視点ではどこまでも都合の良いハッピーな結末。ハードに攻められてるとしか見えないんだけど、態度は最後までブレないヒロインのキャラクター、言動、表情もとにかく可愛かったです。

『4コマってみた。』かるま龍狼

 #09。菜穂ちゃんスペシャル。4コマなので菜穂ちゃんのエロシーンはないものの、全ネタ菜穂ちゃんという大盤振る舞い。表紙とは別に本作の扉イラストがあるのも嬉しい。こっちの方が色っぽい雰囲気ありますね(表紙は来週以降脱げるけど)。
 菜穂ちゃんの日常を4コマで描くんですが、当然とはいえ全ネタにオナホが関わってくるのがなかなかに狂ってる。かるま作品の不思議な世界って、狂った中のほのぼの日常感が大きな魅力だと思うので、日常の様々な場面を切り取れる4コマという形態は相性バッチリなのかもしれない。
 オナホなのに描かれる日常は平和そのもので、性的もしくはセクハラ的な雰囲気は感じられない牧歌的なノリなのがすごい。オナホなのに。菜穂ちゃんは可愛いのでそういう目で見られることもあるんだけど、言うても「可愛い看板娘」くらいの扱いで終わってるのが最高。ただしお気に入りの客(たぶんケンジさん)にはオナホコキしてくれる。
 菜穂ちゃんの魅力が満載なんですが、菜穂ちゃんの日常の中にいる友人にしてお得意さんの美和の存在が多くの読者を狂わしてる模様(私含む)。スカート越しのオナホ、という絵面がすごい。それを微笑みながら見守る菜穂ちゃんも良い感じ。いや、よく考えたら見ないであげてよって話なんですがw
 オリジナルグッズとかガジェット的な方向が多いのも特徴だと思うんですが、最後に出てきたオナホ枕が最高。触感も温度感もめちゃくちゃ気持ちよさそうというか、マジで枕に向いてる素材なのでは……。

曲尺手さんと大縄くん3 ~大縄くんからの告白編~』Ash横島

 ゼロスでの人気シリーズ第3弾(他にスピンオフが1作)にして、weeklyでの副音声企画の第2弾。komifloのコメント欄に、企画意図を理解せずに読み進めた人が困惑してて面白いんですが、前回の副音声ってもう1年以上前でkomifloでは読めないのね。たしかに初めて見たら驚くかもしれない(前回はエロマンガアカデミーとの連動企画だったし)。そのくらい変則的な企画で面白いんですが。
 今回は何ならシリーズで最もラブコメ色が強いかもしれないという内容で、だからこそ素直になれない曲尺手さんの魅力が光る。そして、そのツンデレ仕草に答え合わせのように副音声解説が載る良さよ……。心の声がめちゃくちゃ多いのに、それを言葉にして全然伝えられてないのが実感できて可愛い。
 2作目との間に豊パイ先生のスピンオフが挟まってることもあり、先生の出番もなかなか印象的。登場ページ数としてはそれほど多くはないんですが、本話の物語の出発点であり、エピローグではアシストを決めてハッピーエンドの強度を高めてくれる。先生も好きだし、最後のガッツポーズとか超可愛いんだけど、今回の副音声で曲尺手さんの先生へのヘイトが想像以上に高まってるのを知って笑いました。
 基本的には大縄くん視点ありきの作品で、そこに無理矢理副音声を載っけてる形なんですが、素直になれなかった曲尺手さんの心の声と実際の声が最後に一致する「孕め」の場面とかは漫画の演出として普通に最高でしたよね。えっ、この演出本編ではなかったの? もったいなくない? とか勝手すぎる心配をしてしまうレベル。


 終わり。そろそろ月刊の方快楽天の感想も始めたいと思います。始めてなかったんかいという話です。お恥ずかしい限り。
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