猛暑日じゃないと「今日は涼しいからエアコンいらないな!」と錯覚するんですが、当然エアコンに頼ります。必要。
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『こんこん今夜のお勤めは』馬鈴薯
まさかの馬鈴薯先生と思ったら快楽天本誌との連動企画らしい。神社に勤める神の使いのキツネ(?)の姉弟が参拝者が少ないことを理由にセックスに励む。本編が2人がセックスに至るまでの話と予想するなら、本作は後日譚ショート的な位置になるのだろうか。もしくは日頃セックスに興じる2人が参拝者を増やすために人間相手に何か始める話とか。まぁ、これは本編を読んでから感想を書くべきでしたね。毎週weeklyの感想書く変人が悪い。
とはいえ、姉弟のキャラクター及び関係性はめちゃくちゃ可愛くて正直このショートだけで結構満足できてしまうレベル。人間の男女の体はあくまでも2人が化けた姿という設定も面白く、それ故生じる2人のパワーバランスが非常においしい。それぞれ男女役逆転でやったことあるのとか心躍りますし、弟が可愛いキャラの割に筋肉質でたくましい裸体してたのも彼の背伸び感の現れだと思うとそれはそれでおいしい。とにかく快楽天本誌での新作が楽しみになりました。変身前の姿とかも出るのだろうか。期待は膨らむばかり……。
『配信していただけなのに』ちょいぴろ
シリーズ新作。毎回のようにシチュエーションが提示される1ページ目の段階で「もうダメだ……」と負けを確信する感じが好きなんですが、今回はホラーゲーム配信なので笑った。ホラーが既に相性が良いんですが、これは過去にもやったことあって、それよりも配信。謎におしっことの関わりが深いジャンル持ってきたところに本気を感じる。メインは「おしがま」になるんですが、ちゃんとボトルにする逃げ道に言及した上でそこに逃げないので偉い。偉い?
おしがまがメインすぎてゲームの内容がまったく描写されなくなるのも面白い。我慢してるところをホラーに驚かされて出ちゃうパターンも考えましたが、それだと肝試し回でやりましたもんね。あくまでも我慢の果ての放出にフォーカスしてて、本シリーズの中でもかなり正統派というか、溜めて溜めて……という助走がシリーズの中でも屈指の丁寧さだったと思います。基本独りで完結するのも含め王道回みたいな貫禄を感じる。
配信なので今日は彼氏が出てこなくて安心……と思ったらすべてを操ってた(たぶん)オチなので笑った。たしかにコメ欄から誘導することはある程度可能なのかもしれない。彼女のキャラクターはよく知ってるわけなので余計に。結果的にシリーズの中でも公衆の面前という度合いは(間接的とはいえ)トップなわけで、順調に開発が進んでるとも言えそう。
『御奈新ヶ万出機内さんはオナニーが我慢できない』ぱてくらー
やはり『バトローター』シリーズは終了か……とか少ししんみりしてたら「何言ってるんですか?」という新作が出てくるので笑ってしまった。1ページ目の内容のなさが逆に強い。 “それはなんと……” と引っ張る意味が1ミリもないw
漫画だとダジャレみたいな名前のキャラいますけど、いるけどさぁ……という開き直りみたいな名前だけで落ちてる。「ガマンデ」のところ好きだわ。名前っぽいイントネーションで読んでみたくなる魔力がある。
1ページ目どころかタイトルの段階で落ちてるんだけど、4ページ目で急にちょっとエロい雰囲気になるギャップも良かった。主人公が一方的に機内さんを見てるのかと思ったら機内さんも彼の存在を認識、把握してた、という見る見られるの関係が逆転するかのような衝撃。庇護対象みたいな気持ちでいたらパワーバランスが逆だった、という展開が鮮やかでその逆転ぶりにエロを感じてしまう。
終わり。ショート3本ですが、変な作品しかなくて最高でしたね。いや、終わってみれば1本目はかなり普通に思えてきますけど。
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