北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 2022 No.25の感想

 『モンハン』で忙しいので先週休みで助かりました……と思ったら今週遅れるという。
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「表紙」いだ天ふにすけ

 3周年記念で凱旋、という感じの人選。おらが村のローカルヒーローですわ(勝手すぎる)。
 当然次号以降脱げてくんですけど、脱がなくてもいいんじゃないかというくらい服込みでの魅力を感じる。カラーイラストならではの情報量が良い。

『田舎にビッチがヤッてきた!』東雲龍

 タイトルの通りなんですが、アオリの「農耕セックス」が完璧すぎるので笑った。これは優勝。
 タイトルもそうなんですが、本編が始まってからチンコにエンカウントするまでがめちゃくちゃ早いので笑ったし、ヒロインがそのチンコに食らいつくのがこれまた早いので最高。もはやページすらまたがない。そこにはもう意外性はない、という判断。ただ、ちょっとこのチンコとの距離感みたいなものは田舎としてのリアルを感じてしまうというか(偏見)、オッサンが道から見える位置で堂々と立ちションしてる感じとか少し「あるかも」と感じてしまった(ド偏見)。そっから情報が広まって参加人数が増えていく感じも田舎コミュニティらしさを感じるし、「ビッチと田舎って相性がいいのでは?」という錯覚が芽生えてくるw
 おじさん大集合なんですが、ヒロインがビッチとしての強さというか立場を最後まで維持してるのが良かった。どんなにハードになっても主役はあくまでも彼女。彼女が楽しんでるのがどの場面でも伝わってくる。ヒロインのビッチ性、ギャル性というのが全編を通じて描かれてるのが魅力的。
 実際に最終的(肉体的)にもヒロインが勝つんですが、彼女をさらなる上の立場から叱るのはお婆ちゃん、という田舎の女性陣のたくましさが感じられるのもちょっと好き。ちょっとの出番だけど、妙にキャラが立ってるというか、お婆ちゃんとヒロインの場面ももっと見たくなってくる。

『見習いシスターに祝福を』moyori

 教会での神父と見習いシスター。『田舎にビッチがヤッてきた!』と同じ閉鎖空間ならではのエロの濃さというか、ちょっとだけ「あるかもな」と思えてしまう不気味さが良い。
 無知なシスターを……という背徳感なんですが、ヒロインの幼さがその説得力を増してる。無垢だからこそあれだけのことをされても悪だと気づけないまま終わる、という余韻。
 ヒロインが可愛いし、無知なりに染まっていく機微とか見事なんですが、何気に神父の方の描写(演技)もめちゃくちゃ凝ってる。エロが盛り上がっていくと彼の描写はどんどん減っていくんですが、序盤、神父が始めてしまう場面に彼なりの葛藤が確かに描かれてるんですよね。「クズ神父に捕まってしまって可哀想」だけでは終わらない味わい深さがある。お尻ビンタの場面のビンタしながらの表情はマジ名演だったと思います。その後吹っ切れたように見えるのにちょっとした悲劇も感じてしまうというか。
 見習いシスターがあのフード? みたいな奴を最後まで被ってるのが個人的にすごい新鮮で、絵面的にもめちゃくちゃ可愛くて好き。裸とのバランスの悪さが背徳感をかもすし、バックの場面ではヒロインの頭が丸ごと隠れてしまうのも良かった。枕に顔を押しつけて顔が見えなくなる良さってありますけど、フードによってその見えなくなるの度合いが増すんですよね。あそこすごい新鮮でした。

『いっちょかみかみ』西沢みずき

 後日談あったんかい。これは朗報。ちゃんと冒頭の場面で衣装の魅力にフォーカスされたのありがたいです。
 前作の特徴は何と言っても下克上を通り越した即堕ちだったんですが、この後日談ショートではその即堕ちを最後に持ってきてるのが良い。これは面白い仕掛けだったなぁ。本編だったら絶対にできない意外性であり、「これが見たかった」という安心感w アナル開発されててビビったんですが、そこまでされてもチンコ突っ込んだら即、というのが最高。
 個人的にはデートからエロの雰囲気にシフトしていく場面の「カレシくん」呼びがすげぇ良かったです。今まで散々名前で呼んできたのに……。


 さすがに次号以降は日曜深夜の更新になると思います。よろしゅう。
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