北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 2021 No.02の感想

 明日のジャンプめんどくせぇなぁ……。最近は休みが多かったから余計に。
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『ブラッディカルテ』カラスちゃん

 魔族のいる病院、という感じでしょうか。神シリーズとは別ですね。非日常に足を踏み入れる話というよりは最初から非日常の世界。主人公とヒロインの距離感、関係性とか、当たり前に顔見知りだからこその良さがあったと思います。神シリーズと比べると、本作の方が男女の関係がかなりフェアというか、はっきり言ってイチャイチャの良さが強い。クライマックス直前に看護師のお姉さんが出てくるんですが、享楽的なノリの作品だったら彼女も交えての3Pとかも期待してしまうんですが、本作の場合は彼女はあくまでもスパイス。正直あっちもめちゃくちゃ可愛いしキャラクターも魅力的なんですが、だからこそ、それでも先生一筋で通した意味が生じる。先生と看護師なので一応ヒロインの方が立場は上なはずなんだけど、バレバレで立場が逆転してる感じも良かったですよね。ある種のチョロ感も魅力ですので。
 そんな看護師介入のくだり。 “外で射精しますから” とナマでやってる最中に看護師が入ってきちゃって抜く余裕がなくそのまま中出し。ゴムありからのゴムなしの展開って「まぁどうせ中出しでしょ」とか意地悪なこと考えちゃうんですが、本作だとそこにちゃんとロジックが挟まってるので良かったです。主人公の誠実さというか、真っ直ぐさが勝因でもあったので、この「本当に抜くつもりだったけど事故で中出し」というバランスにしたのは重要だったと思います。

『くそラボ』ysmmzr

 スペルマックス編。シリーズ3話目。前話がもう1年以上前らしいので驚きました。
 エナドリ開発の話。要するにひよちゃんに疑似飲精させる。ギャグ枠なのでエロはないんですが、手皿受けのショットとかかなり直接的でしたね。こういうのが好きな人はもはや本番よりグッとくる絵面なのではないか。エナドリの試飲という体裁なので、手に吐き出す展開は本来なら無理があるんですが、それでもぶち込んでくるのがロマン。「あくまでも疑似だから」という言い訳で終わらせるのかと思ったら、直後に所長の事故ザーメンをマジで飲む展開になるので笑いました。結局飲むんかい。ただし、こちらの場面では飲精プレイ的な絵面にはならない。ここがエロギャグ漫画として絶妙なバランス感覚だったと思います。そのものズバリの展開をそのまんまエロく描いてしまったらただのエロ漫画に傾きすぎてしまうというか。
 所長にしっぺ返しが来るオチなんですが、ラスト3ページすべてにおいて所長がダメージを喰らう話になってるのが見事ですよね。単に「所長も飲んでしまった」だけでは終わらなくて、華麗な3連打が炸裂する。しっかり伏線仕込んでくるのとか笑いました。今飲んでしまったショックもあるんだけど、それだけではなく、既に日常的に飲んでいた。吐いても取り返しがつかない事態、もう既に自分の精子や募集した精子が血となり肉となってしまってる絶望感。


 終わり。やっぱ分割掲載やめた説が濃厚になってきましたね。代わりに3枠目が昼寝先生の予告だったんですが。新作かと思ったけど『豚とプレゼント』の続編(もしくは前日譚)なのですね。そちらはシリーズ連載らしいので、読切ではない。『いっぱい遊ぼ!』みたいな形式になるのか、通常の漫画になるのかどうなんでしょうね。
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