北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.69の感想

 シックスナインだー、やったー!!
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「表紙」ドラムス

 差分ながら安易に乳首を出さないのがかなり技ありだったのではないでしょうか。そもそも物語本編がヒロインの変貌が一つの見せ場になってるので、この企画向きですよね。へそピとか変化として象徴的だったと思います。あとは、定番アイテムの使用済みゴムがデカすぎるので「たっくんどんだけ……」と恐れおののきましたw

『トんでサキュバス三左わさび

 三左先生もweekly定番感出てきましたね。近々表紙かエロマンガアカデミーやりそう。テーマはアナルだと予想します。
 デリヘルを呼んだらサキュバス2人がやってきた。主人公は寝耳に水でサキュバスのことを店の設定だと思ってる。ナメてかかってる、というのが重要になりそうですね。そういう意味でも楽しみなんですが、本話の時点で個人的にかなり好き。元々お店的な話が好きなんですよ。お気楽な感じで良いじゃないですか。そこに本作だとサキュバスという設定が加わってお気楽度がさらにプラス。後腐れないというか、享楽的な感じがとても刺さります。まぁ、サキュバスだと最後に痛い目に遭うパターンのラストもあり得るんですが。
 新人の特訓ということで、新人とエリートの2人がやってくる。このキャラのメリハリも良いですし、サキュバス設定(才能)が新人の方は受け、エリートの方は攻めの側面で発揮されてるのも面白いです。あとビジュアル面でも角が可愛いですよねぇ。内向きと外向きで2人のキャラクターを象徴してるのも最高でした。
 単純にいったら続きはセックスで、そのまま3Pになるんでしょうが、全何話なんでしょうね。前後編で終わりだとあと1話しかないんですが、もっと期待してしまう……。

『NUDEGIRL』ゲズンタイト

 今月は4週連続でゲズ祭りだそうです。ショート連載。といっても物語的な連続性で引っ張る感じではなく、一つの強力な設定をいろんなシチュエーションで見せていくという感じなのかな。
 初回は一挙2話掲載。毎話扉があるのが嬉しいんですが、これがアメコミ風で可愛いしオシャレで最高。裸なのでコスチュームがほとんどないんですが、それでもアメコミヒーローっぽくなってるのが見事です。
 設定及び、1、2話の物語としては『スパイダーマン』を下敷きにしてるのが分かる。変なタコに噛まれて目覚めるという設定もそうだし、見逃した万引き犯が……というくだりが完全にそう。 “私 叔父さんいないし” で済ませる2話冒頭は笑いました。有名すぎてネタにされがち、ベンおじさん。さらには、1話冒頭の、元々メガネをかけてたヒロインが能力に目覚めると視力が回復してメガネを外すってのも『スパイダーマン』ですね。特にサムライミ版。ヒーロー活動に迷いが生じると再び目が悪くなってしまうパターンなんだけど、本作の場合は街中で全裸なので危険すぎるw
 タコに噛まれたことで「人前で全裸になっても大丈夫な身体になる」。この「全裸になっても大丈夫」の雑さがツボでした。人々に視認されなくなる、とかもっとマシな表現あったじゃないですかw たぶんタコの能力だからそういう擬態そういうノリだと思うんですが、説明としては「大丈夫」で終わってしまうw 石ころ帽子的なロジックの可能性もあるかな。
 その能力を進化させた主人公は街中でセックスしても「大丈夫になる」。だから大丈夫って何だよw そして、犯人を警察に引き渡し、警官に感謝されて終わるんですが、警官に見られてるってことじゃないですか。大丈夫なのかそれはw

『大丈夫だよおちんぽケースちゃん にくケース編』いつつせ

 新刊発売記念の後日談ショート。『おちんぽケースちゃん』よく覚えてます。面白かった。イカレ設定ながら自己肯定感の低さというテーマは現代的でもあったと思う。まぁ、そんな重くもなりそうな話をものすごく突き抜けたテンションで描いてるのが面白いんですが。
 んで、今回はおちんぽケースちゃんがケースに入ってる話。テンガってシリコンの部分がプラスチックのケースに入ることで独特の感触を生んでると思うんですが、今回のおちんぽケースちゃんも同じ理屈なのかもしれないw
 自己肯定感の低いヒロインを救ってあげたくなるんだけど、彼女の誘惑に主人公が屈してしまい、結局セックスして終わり、というのが本作の良さですよね。主人公の即落ちぶりが見所だったと思いますw
 あと、偶然だとは思いますが、本作のラストも “俺のおちんぽケースとして自信満々で大丈夫な子になっていた” とこっちでも「大丈夫」オチなので笑いました。雑な大丈夫で無理矢理まとめる手法ずるすぎるw


 終わり。いよいよ今年のカウントダウン始まったな、と月4回のweekly更新で感じました。
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