明日朝5時よりエロ漫画読み放題サービスKomifloにて「WEEKLY快楽天Vol.68」配信! ①鬱ノ宮うかつ先生:新作!だーりんが2週間ぶりに帰ってきた♡②ドラムス先生:大反響サイドストーリー続編♡③エロッチ先生:新作!両親が眠ったら姉弟だけの時間♡お楽しみに♪ https://t.co/eJNil7rO6k pic.twitter.com/5XwxbirDtt
— Komiflo (@komiflo) 2020年11月21日
ブログ本館がジャンプ土曜発売、さらにはもう1つ別の記事が渋滞してるので軽くパニックです。いや、逆に平常運転の本記事が癒やし。
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『匂わせ』鬱ノ宮うかつ
ビースト、快楽天、からのweekly登場の鬱ノ宮先生。weeklyで試運転してから快楽天みたいな流れは多かったので珍しい気がします。
そんな鬱ノ宮作品。ものすごい描き込み、異常な密度の描き文字、そしてキラキラエフェクト。視覚的な圧がすごいんですが、毎回その圧が物語にフィットしてるから見事ですよね。さすがに毎回は無理だろうと思ってたら今回もその圧が漫画的に無駄なく機能した作品になってて驚きました。というか、今回のが一番物語的な仕掛け、信用できない語り手、叙述トリックとしてのオモシロが分かりやすいのではないか。個人的には3作の中だと最高傑作だと思います。好きの感情が爆裂してるヒロインの姿が可愛いし、匂いフェチというテーマとその描写も強烈で、そして作品全体をどことなく漂う不気味さ。その正体が最後に明らかになる構成が見事ですよね。ビターな味わいなんですが、その見事さにちょっと痛快な印象すら湧きました。1本取られた! おもしれぇ!! という感動が真っ先に来たというか。
天晴れなオチがつくのですぐにもう1周したくなる魔力がある。言われてみれば、最初に読んだとき、たしかに「ゴムなし」のくだりでちょっと何か雰囲気が変わったような違和感みたいなものがあったんですが、そここそがオチと直接関わる場面だったのですね。チンコを嗅いで理性が飛んじゃったのかと思いきや、実際は真逆。興醒めにも近い感情があり、だからこそ対抗心としての「ゴムなし」だったのでしょう。タイトルが『匂わせ』ということを考えると自分の匂いを直接すり付けて上書き、みたいな狙いがあったという解釈も可能かしら。
精神がちょっと不安定で見ててハラハラするようなヒロインなんですが、そういう作品って物語が終盤に行くに連れて「思ってたよりヤベェ!」となるのが一般的じゃないですか。たぶん。それが本作の場合は最後のあの衝撃で彼女のことが可哀想になり、何とか救われてほしい、と肩入れするようになってしまう。本当なぁ、ラスト3ページですべてがひっくり返って彼女のことが、そして本作のことが大好きになってしまうんだよなぁ。やられました……。
『アキフシメ』ドラムス
注意書きがめちゃくちゃデカくなってて笑った。ヤケクソのような印象すらw
2作目のスピンオフで、その後編。シリーズとしては3人それぞれの作品が終わったので一旦完結っぽい雰囲気あると思いますが、この後の物語とかいくらでも見たいw まぁ、完全に続きとなっちゃうとそれはもはや寝取られではないので本旨からはズレるのかもしれませんが、3人がそれぞれどうなるのか、めちゃくちゃ気になる。
今週のたっくん。使用済みゴムの処理をしてるので驚きました。たっくんの優しさってのもそうだけど、単純にエロ漫画として初めて見たかもしれない、この手の描写。大体激しいセックスをした痕跡として演出の便利アイテムとして使われることが多いと思うんですが、その後の扱いは盲点でした。現実では当たり前に存在する問題なんですが、エロ漫画だと省略されるのが当たり前というか。
そして、物語的な結論。ヒロインの心情の変化、ドラマの結論を「窓」に集約させたのが見事でしたね。本シリーズが寝取られ(もしくはBSS)として最も盛り上がった瞬間は最初の『ヒトリジメ』の前編のラスト、窓越しに絶望する場面だと思うんですが、あのとき窓を開けてたのにはワケがあった、とオチがつく。スピンオフ、サイドストーリーとして本当に見事な仕掛けだったと思います。そして、その先、窓を開けとくのが寒くなったので閉める、というのが最後の最後の決着。窓にまつわる物語の終幕としてふさわしいし、ヒロインの踏ん切りとしても納得。さらには寒くなってきたというのがタイトルにもなってる「秋」ですね。そういう意味だったのか。うまいなチクショウw
『エロッチぃ日常』エロッチ
#02「お姉ちゃんは舐めたがり」。月イチ連載。もう1月経ったのですね。
前回は妹だったんですが、今回は姉。つまりショタですよ。やったぜ。また来月は変わってしまうと思うと残念なレベル。
フェラの練習という名目で行われる日常的なフェラ。我慢できずにすぐ出てしまい、そのまま掃除してたら再び気持ちよくなってもう1発、からの掃除で……というエンドレス構造w そもそも漫画としては最初に描かれた射精が1発目という証拠はどこにもないですね。無限ループでもあるけど、このエンドレス感こそがタイトルになってる「日常」の本質とも言えるのかもしれない。たぶん考えすぎだけど。
終わり。続き物が終わったので、来週は新しい作品が来るのでしょう……と思ったけど来週は第5週で休み。残念ではるけど、キリのいいタイミングとも言えそうですね。
当ブログの予定ですが、ゼロスがやっと残り4本くらいになったのでもうすぐ更新できて、来週weeklyが休みなのでその隙に快楽天の方をサクサク進めていけたらなぁと思ってます。次のweekly更新前に終われば理想的だけど、自信ないですw
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