北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.63の感想

 明日休みじゃないのに昨日ジャンプが発売されててビビりました。時空がねじれてる。これが『テネット』か……。

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『JKちゃんと年頃くん』いづれ

 #2。やってしまった2人のその後。互いに意識しまくってしまう気まずさが見てて微笑ましい。ヒロイン視点で進行するんですが、ヒロインが意識するのはセックスという事実であり、恋心ではない。要するに気づいてない(もしくは意図的に気づいてないと思い込んでる)って話なんですが、彼女が気にするのは「恋人でもないのに」「幼なじみなのに」「セフレみたいな関係いけない」。しかし、セックスを覚えてしまった2人の衝動は止まらず、場所を問わずセックス三昧。ひたすらヒロインの「○○なのに」というモノローグが繰り返され、 “言わなきゃ…っ” となったところで彼の方から告白。端から見てる分には当たり前の結論なんですが、ヒロイン側が考えてたのと真逆のアプローチをしてくる、という流れが見事ですね。真逆でありながらヒロインの抱える問題がすべて解消する(生でやってる件は置いとくとしてw)。バックで挿入中の告白なのにあれだけ甘酸っぱい雰囲気になるんだから見事ですよ。
 特筆すべきはヒロインの返事。これが具体的には描かれない。バックの状態で彼から告白したなら、ヒロインが返事をして対面の体位になってフィニッシュというのが定石だと思います。本号だと『鬼祓い事件譚 弐』がまさにそのパターン。が、そうではない。今回のセックスでは最後までバックを維持。中で1回出して、さらにそのままもう1回となるんですが、体位の変更はナシ。このある種の一方通行性が面白かったです。ショタがひたむきに告白しつつ、腰を振って、ヒロインはそれを受けるのみ。出した後、2人が背中側に倒れて、ヒロインが上になる、という仰向けのショットが美しかったんですが、ここでもまだ返事はナシ。からのエピローグになると、 “恋人同士になっちゃった” と事後的な報告。返事をして2人が正式に恋人になった瞬間はあえて見せない構成なのが面白い。さらにはこのコマ、本話の扉にあたる2人が気まずくなってた場面との対比ですね。2人のビフォーアフターとして端的。その後はヒロインがニヤニヤしながら彼のことをからかうような上の立場になって2人の新たな日常が始まる、というところで終わり。今後の2人のセックスではどのような関係になるのか非常に気になる……。

『長くて太くて硬いのがお好き』ななもと

 嫁が旦那のカードを使ってバイブを購入。20cm。長いw 説教中にもバイブを見てワクワクしてるので旦那がキレてバイブ責め。チンコじゃないので無修正ってのもありますが、男の方はチンコを出してないのに挿入できてしまう、という状況がエロい。男性へのオナホ責めみたいな展開も個人的に大好物なんですが、それと同じ類の良さがある。電マとかもいいけど、挿入の疑似行為って部分が好きだなぁ。セックスに似た状況なのに片方にのみ性感が発生してる、という圧倒的な上下関係。ただ、上下関係ではあるけど片方だけが気持ちよくなってるとも言えるので本当に上なのはどっちか……みたいな捻れも良い。本作もそんな流れですよね。一方的に責めてると思ってたけど、ヒロインの方が一方的に満足していて、そこに追いつこうとする形で主人公が挿入に至る。
 んで、本番。巨大バイブを買ったのは “聡のに似てるからだし…” 。このセリフは熱いw 主人公の “俺ってデカい方だったの?” というすっとぼけ発言も微笑ましい。チンコを賞賛する展開はよくありますけど、チンコの実物を見せる前から「とにかくデカいらしい」と期待を煽る展開になってて良いですね。ヒロインがそれに魅了されてる、という事実も燃える。いざ挿入に至ると主人公がバイブに嫉妬してるという別の良さも発生するのも最高w

『鬼祓い事件譚 弐』tes_mel

 『弐』の後編。騎乗位で一発やってから、 “命令されて抱くわけじゃない” となっての正常位。早速イチャイチャし出すやんw ここらへんはやはり続編ならではですね。鬼とのバトル感はそこそこに鬼とのイチャイチャに移行し、むしろそっちが本番。前編から描かれていた主人公の生真面目な性格が功を奏した形。これが前作のアヤカとは決定的に違いますね。彼女は快楽と、そして何より鬼の顔にホレてますのでw
 そんなアヤカが話をまとめてエンド。あそこまでのイチャイチャ、ラブラブ関係はアヤカもまだ築けてないのでしょうね。あっちの鬼はもうちょっとクールというか。ベタベタしてくるタイプじゃないと思うので。
 最後の “チッ…どうぞ一生お幸せに…” が最高ですわ。流行語になるポテンシャルを感じるw


 終わり。今月ホットミルクの感想やろうと思ってたんですが、ちょっと時間がなさそうなので諦めます。すいません。てか、他も全然読めてない。
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