北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.55の感想

 毎日本当に暑い。コロナか猛暑どっちか一つに出来ないですかね。

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「表紙」もじゃりん

 メイドビキニ撫子さん。超可愛い。オムライスのケチャップ文字がキャラクターを象徴する「YES」なのも良いですね。
 なんですが、最初から脱ぎすぎじゃない?? と変な心配をしてしまうと同時にワクワク。最近は3ターン制で、変化の自由度も高くなってきてるんですが、どうなってしまうの……。

『撫子さんはNo!って言えない』もじゃりん

 シリーズ第5弾「はじめてのアルバイト編」。
 このシリーズはもう毎度のことなんですが、タイトル、そして冒頭の場面で「撫子さんダメー!!」と叫びたくなるようなシチュエーションが提示されるので笑ってしまう。撫子さんをどの世界に放り込むか、みたいな大喜利になってるというか。
 そんな1ページ目。メイドリフレ「NUKINUKI」からの「本番禁止」の貼り紙。禁止って書いてあるのに本番を確信してしまうのはなぜなのかw
 みみちゃんの代役としてのアルバイト。ささやかだけど、みみちゃん掘り下げ嬉しい。1ページ目の段階ではみみちゃんがメイドリフレで働いてるのかと誤解してマジビビったんですが、階を1つ間違えてしまった模様。てか、メイドカフェすげぇとこにありますね。ひょっとしたら上の健全メイドカフェで気持ちが盛り上がってそのまま下の階へ……みたいな客もいるかもしれないw
 んで、撫子さんが店長相手に研修。研修なので出来ることすべてやる。店のメニューを網羅していくだけで漫画がどんどん埋まっていくからすごい。撫子さんというキャラクターを特殊な環境に配置すれば物語は9割完成したと言えるのかもしれない。
 ということで流されてしまうんですが、とにかくメイドビキニの衣装、それを着た撫子さんが可愛すぎる。ぶっちゃけ、メイドだったら正統派な格好の方が可愛いとか思ってたところもあるんですが、今回ちょっとマジ可愛すぎるでしょ。メイドビキニの細かいデザインが良いってのもあるけど、撫子さんとの親和性でしょうか。表紙イラストの段階から「うっそマジかよ」と衝撃受けまくりでした。良さの塊。

『続・確信犯』森ぐる太

 続編の後編。シリーズ完結編とあるけど『続』の完結ってことでもええんやで。集大成的に盛り上がった感もありますが、舞台設定とキャラが凝ってるといくらでも見たくなる。
 ということで続き。女装させてたクリスまで毒牙にかかる。男性嫌悪的な雰囲気もあったレイラがクリスのチンコで攻められるというのが快楽堕ちの前兆としての良さなんですが、その後、クリスのチンコが挿入されるのがレイラではなくサラ。クリスがキスされるところもそうでしたが、ちょっと寝取られ的な雰囲気もありますね。女性視点で取られるのが男の子というのが珍しくて魅力だと思います。入り組んだ人間関係からの乱交(カップルはほぼ固定だけど)というのが続編ならではの良さですね。クリスのチンコは最後までレイラに挿入されなかったのがまた救いがないw メアリがラスボス的に登場してくすぐりを交えた3Pに発展していくクライマックスが圧巻なんですが、その横でクリスとサラが黙々とセックスしてるのが背景として描かれる。描かれてないだけかもしれませんが、あっちはくすぐりとかなく、普通に気持ちよさそうなセックスをしてるだけなのがコントラストとして良かったと思います。
 くすぐりと3Pの組み合わせは素晴らしかったです。どうしても挿入すると性器の部分に集中しがちだと思うんですが、性器を使ってない1人が加わることで、くすぐり担当としてメリハリが生まれるというか。通常のセックスにくすぐりがプラスされる印象がより際立ったのではないでしょうか。

『ヒトリジメ』ドラムス

 冒頭の4ページがあまりに甘酸っぱいラブコメなので油断したw ドラムス先生はゼロスでも寝取られ(弟だから厳密には違うかも)やったので、それを忘れたのも悪いんですが、完璧にやられた。全力で「そっちかい!!」となってしまったw とはいえ、ここまで落差があると清々しいというか、そのサプライズを100%味わえて逆にラッキーだったと言えるのかもしれない。寝取られ作品って事前に寝取られだと知らずに読むと衝撃が増しますよね。そこは雑誌の良さなのかなと思います。まぁ、本気で苦手な人(好きじゃない人)にとっては困った話なのかもしれませんが。
 突如として現れたゴリラが甘酸っぱい関係を強引に侵略していく話なので、雑な印象を受けそうにもなるんですが、冒頭にあった2人の甘酸関係の象徴と言える窓越しの会話、窓越しの位置関係がしっかり後半に出てくるのがマジ秀逸ですよね。最初は車でやるのでまったく気づかなかったんですが、 “当然 お前んちで続きするよな?” となるので「まさか……!」と戦慄w このパズルが隙間なくハマるような地獄展開が見事だと思います。無駄なく最悪の純度が高められていく。カーテンを開ける場面とか本当にハラハラさせられますし、開けたら主人公がいないので安心してたら次のページめくりで「見てたー!!」と明らかになる流れが見事すぎる。
 ゴリラの彼、名前もなくて割と無機質な印象もあったんですが、クライマックスのカーテンを開けて見せつけようとする場面で “そいつと俺どっちが大事なんだよ……” とブチギレるのが良かったです。彼の感情が爆発することで、彼にもドラマがあるのがうっすら感じられるというか。まぁ、あんだけ仲良い幼馴染がいたら嫉妬する気持ちも当然ですね。だからといって見せつけようとかセックスのダシにするのはダメだけどw
 んで、続く。続くのか! 寝取られ作品としてはもう完成してる感もあるんですが、どうなるんでしょうね。


 終わり。明日はジャンプがないから心が晴れやかです(最近こんなことばっかり書いてる)。
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