北区の帰宅部の媚薬

エロマンガ(雑誌)の感想を書きます

WEEKLY快楽天 Vol.32の感想

 今日は花粉症、鼻は大人しめなんですが、めちゃくちゃ目がかゆいです。助けてください(知らんがな)。

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「表紙」いつつせ

 一切脱がずにおっぱいだけ出す。前のバニーガールのときもありましたが、あれは明確に「めくる」という変化がありましたが、今回は服はほぼ変わらず、という印象。前回「脱いでも乳首見えなくない?」とか感想書きましたが、おっぱい大きいので心配なかった、という優しいオチ。
 てか、これは3週あるパターンですかね。さすがにもう1段階あるのではないか。やっぱ脱ぐっしょ。しっかし、この子ホント可愛い。歴代表紙イラストで一番好きかも……。

『豚鬼の獄』tes_mel

 ファンタジー世界での豚オーク。3ページ目からおっぱい出してエロが始まるスピーディーな開幕なんですが、必要最低限な情報はそれまでにさらっと説明しきってるのが見事ですよね。もちろんこの手のオーク設定がエロのためにあるような定型なのも分かるんですが、それにしても。なぜ主人公が捕まってしまったかという理由は、統率力のあるボスオークが裏にいるから。主人公には奴隷印、そのボスオークと因縁が……と設定が一気に広がっていく。それも今後の展開を予期させるような情報で。
 んで、雑魚オークたちのターン。主人公は調教済みなので雑魚たちも満足、調教されてるから主人公が手も足も出ないのも納得。それでいて、主人公が “セックスが終わればきっと拘束も緩むはず” と一筋の光明を見出すことで主人公がエロに対して前のめりになる、という展開があるのも見事でした。陵辱って一方的だから快楽堕ちまで単調になりがちだとも思うんですが、本作にはしっかり細かい流れがある。調教されたことで得たテクニックで雑魚オークを早く果てさせて逆転を狙う……からのボス登場。この登場シーンが普通にかっこいいのでちょっと笑ってしまうレベル。主人公とボスオークのアップを多用した登場演出がかっこいいですよね。主人公が逆転しようとするその瞬間、ボスが流れを掌握する。
 満を持してボスが顔出しし「つづく」。この引き、盛り上がりは連載ならではの良さですね。本話は12ページとまぁ短めなページ数ではあるんですが、しっかりと1話のラストとして計算されてるので秀逸でした。雑魚オークたちのパートでエロはしっかり描かれてるので単体でも満足度があり、それでいて続きが楽しみになる。

『おしりCongrats!』三左わさび

 いざ本番、という場面から始まって2週間前に戻る構成。冒頭の場面では2人の準備がアナルのことだと明かされないのが面白いですよね。2週間何の準備をしてきたのか、というのが今回の本題。タイトルで「あっ そっち!?」となる。
 入らないのでいつも素股で済ませてたカップルがアナルに行き着く。素股の場面が本番さながらに描かれるんですが、バックの体勢で行われるのでちょくちょく見えるんですよね。アナルが。この答えが最初から目の前に転がってた感、面白かったと思います。まぁ、アナルのことを言い出すのは彼女の方なんですが。
 ということで開発。変態行為に思われがちだけど本作では至って純愛の行き着く先としてのアナルなのが良いですよね。エロ漫画だと何の準備でいきなり挿入して気持ちいい、みたいなのもアリですが、本作はリアルを追求する。というか、2人で準備するその過程こそが愛の行為だと強く感じさせられる。連載形式でじっくり進めていくのもすごい効果的だと思います。よく考えたら挿入はしないまま終わったのでプラトニックっちゃプラトニックなまま1話終わったんですが、今後に向けたワクワクも込みの良さがありますね。性器による性感をアナルによる性感と紐づけていく展開とかすごいリアルで良かったと思います。実際の開発の細かい行程とか知りませんけど、こういう感じホントにあるのかも、と思ってしまう説得力がありました。

『元ギャルさと脱オタ君』ミナギリ

 第2話。後編ですね。前編の翌週に掲載されると思ってたのでお預け食らった気分でしたw
 前回挿入したところで切れたんですが、今回開始3ページ目でいきなり果てるので笑いました。即物的な射精w その後、1回出して少しは冷静になったのもあると思うんですが、前回同様キャラの立った2人の会話が楽しい。挿入中でも2人が何を言うか、何をするか、が心地いい。もちろんプレイ内容のエロさでもあるんだけど、それがキャラの魅力と合致してる。1回出して、そのまま2回戦突入した際に、彼女の方から足を彼の肩に乗せるように指示するじゃないですか。この彼女の手練れ感、セックス強者感がすごい魅力的でした。彼のために教えてる側面もなくはないんですが、結局のところ彼女が気持ちいいからって理由が大きいと思うんですよ。彼に気持ちいいセックスを教えるのではなく、自分が気持ちいいセックスを教える、というスタンス。彼女が支配的という魅力でもあるんですが、確実に彼女が気持ちよくなってるという確信、説得力ですよね。女性がリードする作品の中でもプラスアルファな魅力だったと思います。
 最後に方になって忘れてたようにキスするんですが、やっと対等に気持ちよくなれた証拠みたいな感じでしたね。もしくは快楽のための即物キス。交互にイッて、抜かずにそのまま続けて(漫画として描写がないだけかもしれませんが)、朝の6時。疲れてるって話だったので死んじゃうw
 エピローグ。 “マイク曲がってるってー” と直してもらう場面が完全に新婚のネクタイっぽくて良い。日常に戻っても教える教わるの関係が続いちゃってる良さでもあるし、オンオフをはっきりと切り替えられる元ギャルの方の強さを感じるw オンモードで小綺麗になってるのも魅力的なんですが、あんな見た目だけど中身は未だにギャルで……というタイトルを改めて感じさせられました。


 終わり。三連休なので土曜にジャンプ出てたんですが、こっちを優先しました。ある程度終わりが見えるのが良いですよね。ジャンプ記事この6、7倍の量ですし。愚痴るな。
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